新型コロナウィルスの感染拡大で世界中が大変な状況になっています。もちろん私の母や父がお世話になっている介護施設でもその影響はあり、原則面会禁止になっています。これは介護施設の利用者を新型コロナウィルスの感染から守るための措置なので有難い事でもあり、親に会えない事はとても辛い事でもあります。きっと日本中のたくさんの方々が同じ思いをしているのではないかと思います。この面会規制は各施設に判断が委ねられているようなので、窓越しに面会できたり、インターホンやビデオ電話を使った面会など、対応は様々なようです。
私の両親がお世話になっている介護施設では、緊急事態宣言が解除になった際に一時その地域に住む家族だけは面会が可能になったのですが、その後またすぐに全面面会禁止になってしまった為、残念ながら現状は両親に面会する事ができません。
母と父は同じ介護施設の別の棟で暮らしているのですが、施設内の行き来も禁止になっているので、母と父が面会する事もできません。介護度5で認知症の母は最初の面会禁止の際は、父が急に来れなくなった事で父が亡くなったと思っていたそうです。毎日会えていたのが、突然会えなくなってしまえば、認知症の母にはそう感じるかもしれません。スタッフの方から父が元気である旨伝えても忘れてしまうので、きっと毎日悲しくて仕方なかったと思います。
今も面会禁止の状態が続いているので、母の認知症が進んでしまうのではないかと心配しています。私は海外に住んでいるので、日本入国時の隔離に加え、介護施設の面会禁止もあるので、現状会いに行く事ができない状態になっています。兄は介護施設から車で30分のところに住んでいますが、兄も面会出来ない状態なので、今は日本に暮していても海外に暮していても状況は変わりません。
では、こんな時どうしたらいいのか? 今日は施設に電話をして母に電話を繋いでもらいました。本当は忙しいスタッフの方々の手を煩わせたくなかったのですが、ずっと話せていないので、お願いして母に繋いでもらったのです。母が私の事を覚えているのか心配していましたが、私の事を覚えており、思わず涙が溢れてしまいました。母と話す事ができて本当に嬉しかった。
こういう思いをしている人が世界中にいると思うと本当に切ないですね。
介護度5の母に電話を繋ぐという作業は介護スタッフの方の負担になる事は明らかなので、あまり迷惑をかけたくないという気持ちもあり頻繁に連絡する事は避けています。本当は毎日でも話たい気持ちで一杯ではありますが、介護に従事している方の負担を考えるとそうはいきません。
両親の命を預かってくださっている介護従事者の皆様には本当に感謝しています。
今後は施設の方と相談しながら、面会禁止中にどうやったら母とコミュニケーションが取れるのか考えていきたいと思います。
ちなみに父はライン電話ができるので、毎日ビデオ電話でやり取りをしているので安心なのですが、母に会えないショックで父がかなり弱っており、ストレスからくる帯状疱疹で6カ月以上苦しんでいます。
父の心のケアも必要なので、こんな時だから出来る事を考え行動に移していきたいと思います。何か良い方法があったら、またシェアしたいと思います。
