私は海外在住です。
海外で仕事をしているので、親に会いたい気持ちはあっても、やはり頻繁には日本には帰れませんでした。
これは、海外在住の人がぶち当たる壁だと思います。
私がいない時は、母の介護を高齢の父が行っていました。いわゆる老老介護です。この老老介護が離れて暮らす私にとっては、心配で心配でしかたなかったのです。
なぜなら、母の介護が必要になるまで、父は家事は一切行ったことがなく、できる事はお湯を沸かす事くらいだったからです。
高齢の親の介護が始まってからは、会社の同僚に助けてもらいながら3か月に1度帰国し、限られた期間で私にできる事に集中しようと頭を切り替えました。
そこで私にできる事はなんだろうと考えた結果、高齢の父には難しくて私の方が出来る情報収集、諸手続き(ペーパーワーク)、力仕事、そして周りの人たちとコミュニケーションを図る事に徹底しました。
まず始めた事は、家の中の環境を整える事です。
家中の掃除
高齢の方に良くあると思うのですが、まず私の両親はモノが捨てられません。もったいないと思いなんでも取っておくのです。その結果、プチゴミ屋敷です。
両親にとっては片付ける気持ちはあったと思うのですが、体力的にも難しかったのだと思います。
次に歩く事が不自由になった母が転ばないよう床に置いてあるものを徹底排除しました。
転んだ時にケガをしないよう、ガラステーブルなど危険な家具も排除しました。
冷蔵庫の中の掃除
福祉用品のレンタル・購入
別々の部屋で寝ていた両親を安全面の理由から同じ部屋で寝るようにしてもらいました。
老老介護の場合、離れて寝ていると夜中に何かあった場合、声がけもできませんし、気づくこともできません。
そこで、1つの部屋から全てのものを撤去し、父用のベッドと母用の介護用ベッドをレンタルして介護用の寝室としました。
母に必要な工事不要の手すりをリビング、廊下、トイレ、お風呂に設置しました。
エアコン設置
家にエアコンは設置してあったのですが、調子が悪かったらしく、冬には父が購入した暖房器具を使用していたのですが、その暖房器具の消費電力が異常に高く、月の電気代が5万円という明細を見つけ、びっくりした私が東京電力に問い合わせるなんて事もありました。
高齢者には夏の暑さや冬の寒さは大敵です。省エネ&自動掃除機能付きのエアコンを設置する事によりこの電気代問題は解決しました。
