私の遠距離介護

【遠距離介護体験ブログ】介護になる前にやっておけば良かったと思ったこと

 

介護は、ある日突然やってきます! 私の母はパーキンソン病の症状により介護度があっという間に上がり、認知症が始まったかなと思い始めた矢先に、ある日突然、重い認知症の症状と持病の悪化で入院し、レビー小体型認知症との診断がくだされました。入院してからは、入院前どこに住んでいたかなども、すっかり忘れてしまいました。

親の意思を聞いておく

親が元気なうちに親の意思を聞いておくことは、とても重要なことです。親が元気なときに「もしものこと」を聞くのは、気が引けるかもしれませんが、親が本当はどうしてほしいのかということがわかっていれば、いざ子が決断しなくては、いけない場面で迷いも減ると思います。

例えば、介護が必要になったとき、自宅介護を希望するのか、施設に入所してもいいと思っているのか。延命処置が必要になったとき、どうしてほしいのかなど。

親の状態が急変してからでは、何も聞くことができません。認知症の症状が重くなっても正確な判断ができなくなってしまいます。

管理人
管理人
我が家の場合、母が入院したとき、父が母に何かあった場合、どんな形でも良いので延命処置をしてほしいと病院に申し出をしサインをしたそうです。私が病院に行ったとき、主治医の先生に本当にそれでよいのか確認されました。私の思いは母には何がなんでも生きていてほしいですが、それと同時に母が苦しむことはしたくないという思いもあります。母の意思を聞いていなかったので、本当はどうしたいのか聞いておけば良かったと心底思いました。

収入の把握

親の年金など、収入をしっかり確認しておく事はとても重要です。毎月使える予算がわかる事で、どんな介護を受けることができるのか、どんな施設に入所可能なのか選択する基準が見えてきます。年金については、受領通知所や振込通知書などで確認すると正確な金額が把握できます。

支出の把握

月々の支出もしっかり把握しておきましょう!家賃、公共料金、新聞やインターネットなど毎月の出費にプラスして月々の食費や趣味などにかかるお金も把握しておくと、親の生活にはどのくらいの金額が必要かなどがわかります。また、ローンなどが残っている場合もありますので、併せて確認してくださいね。またローン以外に親戚や友人などに借金がないかなども、とても聞きづらいことですが、確認しておきたいものです。後々トラブルにならないためにも大事なことです。

資産の把握

預貯金や株、不動産なども表にまとめておくといいと思います。どこに何がいくらあるのかをしっかり聞き、貯金通帳や実印、キャッシュカードの保管場所も聞いておきましょう。また、貯金残高だけでなく、キャッシュカードの暗証番号なども聞いておくことが望ましいです。キャッシュカードと暗証番号がないと、いざ、親のためにお金を使うときに銀行から引き出すことがとても大変です。また、昔の人に多いのですが、お付き合いで定期預金などを複数の銀行口座で持っている場合もあります。親の資産を知ることは、将来的な相続や節税にも役立つ情報といえます。

管理人
管理人
我が家の場合、特に資産はありませんが、親が施設に入ったとき、私たちこどもが親の家を片付けた際に、通帳などが出てきても実印がわからなかったり、キャッシュカードがなかったりして、大変苦労しました。

保健の加入状況

生命保険や入院保険の加入状況についても確認しておきましょう。入院はとてもお金がかかります。入院保険に加入していたらとても助かりますよね? どんな保険に入っているのか元気なうちに、きちんと聞いておきましょう!

我が家の場合、こういった管理は全て母が行っていたので、父に聞いても保険に加入しているかさえもわかりませんでした。銀行の通帳で毎月引き落としになっているものがあったので、そこから保険があるかもしれないと思い、色々探っていきました。引き落としの名前が保険会社の名前と違っていたので、探しあてるまで大変苦労しました。保険証書もなかったので、再発行手続きなども大変手間がかかりました。

病歴やアレルギーについて

親の病歴やアレルギーについても知っているようで、知らないものです。アレルギーは突然発症する場合もあるので、離れて暮らすようになってからの親の情報はなかなかアップデートされてないように思います。また、子に心配をかけまいと病気を隠している場合もありますので、しっかりと確認しましょう。病歴を知っていることは適切な医療を受ける上で、とても大切です。親の服用しているお薬については、「お薬手帳」がとても役に立つので、お薬手帳をどこにしまっているのかも聞いておきましょう!

親の友人・知人について

親の交友関係やお世話になった人を知っていますか?親がどんな近所付き合いをしているのかがわかると、とても良いと思います。遠距離介護中はご近所の人に助けられる機会も多くあり、とても頼れる強い味方になってくれる場合もあるからです。

いざという時に頼りになる人は誰なのか、親が連絡を取りたい人は誰なのかも、きちんと聞いておくと良いと思います。

まとめ

親が認知症になったことで、確認したくても出来ないことがたくさんありました。私は入院保険のことや親の資産の把握でとても苦労したので、みなさんには、親が元気なうちに、ぜひ親と話していただきたいと思います。

介護サービスを受けることも施設入所をすることも、お金がどれだけあるかで、受けられるサービスも選べる介護施設も変わってきます。介護はいつまで続くかわかりませんので、できればひと月の生活費は親の年金で賄えることが理想だと思います。