遠距離で親の介護をしている場合、助けてあげたい時に必ずそばにいてあげられる訳ではありません。そんな時は心配と罪悪感で心がいっぱいになります。
親が在宅を希望している場合は、親が可能な限り快適で暮らしやすい環境作りをする必要があります。
親の介護をマネジメントする
親は介護サービスを受けることに前向きでない事が多いので、ケアマネージャーと相談し、親に適した介護サービスの決断や契約をする必要があります。
自分の意見を押し付けるだけでなく、親の意見も尊重しながら、親の介護の度合いにあったサービスを決定しましょう。
介護体制が万全かどうか、介護サービスの利用がスタートしてからは、きちんとまわっているかを確認しコントロールする事が司令塔である子の重要な役目です。
介護環境を整える
親が住み慣れた家で、暮らしやすくなるよう生活環境を整えてください。
高齢者の場合、体力的に家の大掃除は大変です。家の中で転ばないよう大掃除をしたり、不用品を処分したり、親ができない事をあなたがしましょう。
介護保険を利用して、工事不要の手すりを親の生活範囲に設置したり、寝起きが楽になるよう介護用ベッドもレンタルすることも可能です。
遠距離介護の場合は、あなた自身が掃除ができない場合もありますので、そういった時は、お掃除サービスや廃品回収業者などを上手に使ってください。直接手を貸すことはできなくても、あなたが司令塔となって段取りを組んで、プロにお願いするという方法もあります。
親とのコミュニケーションを図る
電話などで日々親とのコミュニケーションを図り、体調を把握したり、困っている事がないかなどをこまめに聞きましょう。
ケアマネージャーやかかりつけ医には、申し訳ないと思いや恥ずかしいという気持ちから親が本当の事を言わない場合もありますので、親の状況をしっかり把握し、ケアマネージャーやかかりつけ医に的確な親の状態を伝えることが大事です。
ケアマネージャー、医師とのコミュニケーションを図る
ケアマネージャーは介護をする上でとても大事なキーパーソンです。私の中ではケアマネージャーがどんな人かによって、介護の環境は大きく変わっていくと思っています。
そんなケアマネージャーとは連絡を密にとって、色々と相談できる関係作りをしていきましょう!
親というものは、家族の言う事は聞けなくても、医師の言う事は聞くという事はあるので、何か困った事があったらかかりつけ医から言ってもらうと効果があったりします。
例えば、これ以上症状が進んでほしくないので、訪問リハビリや通所リハビリをしてほしくても、親がやりたくないと言った場合など、かかりつけ医から言ってもらうと、やる気になったりする事があります。
ですので、かかりつけ医にいつでも相談できるようコミュニケーションを図りましょう!
私の場合は、ケアマネージャーと両親のかかりつけ医にはとても恵まれました!
近隣住民とのコミュニケーションを図る
親と連絡が取れなくなった場合など、近所に住んでいる人とコミュニケーションを取っていれば、自宅に様子を見にいってもらう事もできます。
郵便受けに郵便が溜まっていないかチェックしてもらったり、普段の親の様子を教えてもらう事もできます。
マンションなどに住んでいる場合は管理人などとコミュニケーションを図っておくのもとても良い事だと思います。
「遠くの親戚よりも近くの他人」おということわざがありますが、介護をしているとまさにこのことわざ通りだなと思います。
さいごに
遠距離介護でもできることはたくさんあります。情報をできるだけたくさん収集して、親が安心して暮らせる環境をあなたが司令塔となって、作りだしましょう。

