私の遠距離介護

遠距離介護で私がやったこと① 家の中の環境を整える!

私は海外在住です。

母の病気が発症するまでは、日本の実家に帰るのは年に1回程度でした。

海外で仕事をしているので、親に会いたい気持ちはあっても、やはり頻繁には日本には帰れませんでした。

これは、海外在住の人がぶち当たる壁だと思います。

私がいない時は、母の介護を高齢の父が行っていました。いわゆる老老介護です。この老老介護が離れて暮らす私にとっては、心配で心配でしかたなかったのです。

なぜなら、母の介護が必要になるまで、父は家事は一切行ったことがなく、できる事はお湯を沸かす事くらいだったからです。

高齢の親の介護が始まってからは、会社の同僚に助けてもらいながら3か月に1度帰国し、限られた期間で私にできる事に集中しようと頭を切り替えました。

そこで私にできる事はなんだろうと考えた結果、高齢の父には難しくて私の方が出来る情報収集、諸手続き(ペーパーワーク)、力仕事、そして周りの人たちとコミュニケーションを図る事に徹底しました。

まず始めた事は、家の中の環境を整える事です。

 

家中の掃除

高齢の方に良くあると思うのですが、まず私の両親はモノが捨てられません。もったいないと思いなんでも取っておくのです。その結果、プチゴミ屋敷です。

両親にとっては片付ける気持ちはあったと思うのですが、体力的にも難しかったのだと思います。

まずは、家の中の不用品を業者を雇って廃品回収してもらいました。

次に歩く事が不自由になった母が転ばないよう床に置いてあるものを徹底排除しました。

転んだ時にケガをしないよう、ガラステーブルなど危険な家具も排除しました。

冷蔵庫の中の掃除

目が悪くなっているので、賞味期限が読めず、賞味期限が何カ月も過ぎているものを食べていたり、要冷凍のものを冷蔵保存したり、要冷蔵のものを常温保存したりと一歩間違えれば、お腹を壊したりするようなものがたくさんあったので、帰国する度に冷蔵庫やストック品をチェックしていました。
特に夏の間は危険ですので、注意が必要です。

福祉用品のレンタル・購入

別々の部屋で寝ていた両親を安全面の理由から同じ部屋で寝るようにしてもらいました。

老老介護の場合、離れて寝ていると夜中に何かあった場合、声がけもできませんし、気づくこともできません。

そこで、1つの部屋から全てのものを撤去し、父用のベッドと母用の介護用ベッドをレンタルして介護用の寝室としました。

介護ベッドレンタル代は介護保険を利用したので、ひと月1000円程度でした。
両親はマンションを賃貸で借りていたので、大幅なリフォームはできませでしたので、ケアマネージャーと福祉用品レンタル業者に家に来ていただき、

母に必要な工事不要の手すりをリビング、廊下、トイレ、お風呂に設置しました。

お風呂に必要な福祉用具は衛生面からレンタルには適していないので、購入となります。

 

入浴いす、浴槽用てすりやマットなどを購入しました。介護保険で購入できる特定福祉用具というものがありますので
車いすと家の中で使う歩行器もレンタルしました。
介護保険でベッドや車椅子をレンタルできるの知ってますか?【福祉用具貸与サービス】 介護保険では福祉用具を使う事で自立を目指すために介護用品をレンタルする「福祉用具貸与」というサービスがあります。 ...

エアコン設置

家にエアコンは設置してあったのですが、調子が悪かったらしく、冬には父が購入した暖房器具を使用していたのですが、その暖房器具の消費電力が異常に高く、月の電気代が5万円という明細を見つけ、びっくりした私が東京電力に問い合わせるなんて事もありました。

高齢者には夏の暑さや冬の寒さは大敵です。省エネ&自動掃除機能付きのエアコンを設置する事によりこの電気代問題は解決しました。

自動掃除機能付きを購入したので、面倒なお手入れもなく安心して使ってもらえました。

加湿器設置

高齢者はインフルエンザや風邪で命を落とす事もあるので、ウィルスを発生しやすくし風邪を引きやすくなる室内の乾燥は大敵です。部屋に加湿器を設置し湿度を保つようにしました。